【旧統一教会と接点】“点検漏れ”自民党が追加公表 “紙対応”細田議長、追加説明は(2022年9月30日)

【旧統一教会と接点】“点検漏れ”自民党が追加公表 “紙対応”細田議長、追加説明は(2022年9月30日)

【旧統一教会と接点】“点検漏れ”自民党が追加公表 “紙対応”細田議長、追加説明は(2022年9月30日)

 自民党は、国会議員と旧統一教会の接点について30日午後、追加で公表しました。さらに、29日、紙一枚で対応した細田衆院議長に対して、与野党の議員がさらなる説明を求めました。

 今月8日の179人に上る点検公表後から、続々と漏れが指摘されてきた自民党。

 木原誠二官房副長官や山際大志郎経済再生担当大臣、今村雅弘元復興大臣などが関連団体の会合に出席していたことを公表後に認めています。

 自民党が追加発表した旧統一教会との接点:「追加報告の結果、何らかの接点・関係があった議員は1名増え、180名となりました。氏名公表の対象議員は4名増え、125名となりました」

 前回は茂木敏充幹事長が質疑に応え、信頼回復を誓った形でしたが、30日は会見を開かず、文書による発表です。

 また、29日同じく「紙対応」だった細田博之衆議院議長が国会に姿を見せると、待っていた記者の質問に今度はカメラ対応で。

 細田博之衆院議長:「(Q.細田議長、カメラの前で説明をお願いします)ようやく心の中で喪が明けました」

 立憲民主党・泉健太代表:「本当に誰のための説明なのかよく分からない。一方的な説明に終始していると思いますし、当然、疑問も湧いてきていますので、そういったことには答えて頂く必要がある。不十分だと思います」

 旧統一教会と複数の接点があったことを29日、文書で認めた細田衆議院議長。A4用紙1枚という「紙対応」に野党が猛反発するなか、説明が不十分との声に細田氏は…。

 細田博之衆院議長:「(Q.細田議長、カメラの前で説明をお願いします)ようやく心の中で喪が明けました」

 そう言い残した数十分後、カメラの前に現れた議長に再び、同じ質問が及びます。

 細田博之衆議院議長:「(Q.細田議長、カメラの前で説明をお願いします)さらに調査を進めておりますから…」「(Q.旧統一教会とは日常的に関係があったんですか?)調査中です」

 また、別のカメラの前でもこれ以降は無言。

 細田博之衆議院議長:「(Q.政治家として『生真面目』に取り組むとご自身のHPに書いてありますよ?示すタイミングじゃないですかね?)…」

 与野党の議員はこれより前の午前中、細田議長と面会し、追加説明をするよう申し入れをしました。

 これに対し、議長は「できるだけ速やかに出したい」と応じたという事です。

 立憲民主党・笠浩史議運筆頭理事:「午前10時に議長公邸に細田議長を訪ねまして、昨日のペーパーでは十分ではないということで、議運の理事会でさらなる議長に対しての説明を求める、ということでお話させて頂きました。少なくとも自民党では細田さんが今、議長が党籍を持ってないと言っても、元々は自民党のわけですから、ですからやはり、そのことは最低限きちんと答えて頂きたいということで」

 細田氏は、今後10日以内に自民党の調査項目に沿って回答すると了承したものの、追加の説明もまた「紙対応」となる見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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