4630万円誤送金 9割返還で量刑は?「再逮捕」の舞台裏(2022年6月8日)

4630万円誤送金 9割返還で量刑は?「再逮捕」の舞台裏(2022年6月8日)

4630万円誤送金 9割返還で量刑は?「再逮捕」の舞台裏(2022年6月8日)

 山口県阿武町で誤送金された4630万円の一部を別の口座に移したとして、24歳の男が再逮捕されました。男は動機について「ストレスを発散したかった」などと話していることも新たに分かりました。

 前回の逮捕は「400万円」について。一方、今回は「別の金」についてだといいます。

 田口翔被告(24)。山口県阿武町から誤って振り込まれた給付金4630万円のうち、決済代行業者の口座に400万円を移した疑いで先月逮捕され、こう供述しているといいます。

 田口翔被告(警察への供述):「阿武町職員との対応でたまったストレスを発散したいという気持ちと、うまくいけばお金を増やすこともできるかもしれないと思った」

 今月8日は再逮捕。容疑は前回と同じ「電子計算機使用詐欺」で、前回とは違う業者の口座に300万円を移した疑いで改めて逮捕されたといいます。

 ただ、気になる点も。

 事件を巡っては、阿武町にはおよそ9割の金が戻っていて、ちまたには「金が戻れば、執行猶予が付く」とか「起訴されないのでは」などという見方も出ていました。

 今回の再逮捕はこれと矛盾しないのか。専門家は・・・。

 弁護士・若狭勝氏:「財産犯というのは被害者の気持ちが大きな要因になります。再逮捕されたということは、『町が厳重に処罰してくれ』という被害感情がかなり強く検察官に述べられたということだと思います」

 住民からも、こんな意見が。

 地元の人:「(Q.(もし町側が)穏便に済ませる形で進めたら?)それは意味違うでしょうね。起訴は起訴でしょう」「(Q.再逮捕となりそうだが?)当然と思いますよ」

 事件を巡っては、もう1つ動きが。

 田口被告は8日、前回の逮捕案件について起訴されました。同じ日の「再逮捕」と「起訴」には、ある狙いも垣間見えます。

 弁護士・若狭勝氏:「警察側としては強気だなとは思いますね」

 午後1時半すぎ、前回と同じ容疑で再逮捕された田口被告。

 これは、素人目には警察が「ほぼ同じ構図」の事件を2つに分けて2度逮捕したようにもみえます。

 当然、勾留期間も長くなります。

 弁護士・若狭勝氏:「同じようなタイプ、やり方あるいは金の動きだと思うので、逮捕を繰り返すというのは人権上は問題なしとしないと私は思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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