中学1年の男子生徒が自殺…市教委が遺族に開示した140ページの“黒塗り文書”市長が市教委の対応を批判「全部黒塗りはおかしい」(2022年9月28日)

中学1年の男子生徒が自殺…市教委が遺族に開示した140ページの“黒塗り文書”市長が市教委の対応を批判「全部黒塗りはおかしい」(2022年9月28日)

中学1年の男子生徒が自殺…市教委が遺族に開示した140ページの“黒塗り文書”市長が市教委の対応を批判「全部黒塗りはおかしい」(2022年9月28日)

大阪府泉南市の教育委員会が自殺した男子生徒に関する文書を全て黒塗りで遺族に開示した問題で、市長が教育委員会の対応を批判しました。

 今年3月、自ら命を絶った泉南市の中学1年の男子生徒は「いじめを受けたと教師に相談したものの、対応してくれない」と母親に漏らしていました。母親は市教委に対し、男子生徒と学校のやりとりの記録などを開示請求しましたが、開示された約140ページにわたる文書は名前や日付以外は全て黒塗りでした。

 9月27日に市議会の傍聴に来ていた母親に山本市長は次の通りに話しかけました。

 (泉南市 山本優真市長)
 「あまりに全部黒塗りはおかしいですよね。保護者の気持ちを考えたときになんであそこまで黒塗りで一気にやってしまったのか。開示できるところはするべきやと思う」

 母親は全面開示を求めて不服審査請求をしています。

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