“小1女児不明” 河川敷に靴・靴下が整然と…ドローン、ダイバー…120人態勢で捜索(2022年9月26日)

“小1女児不明” 河川敷に靴・靴下が整然と…ドローン、ダイバー…120人態勢で捜索(2022年9月26日)

“小1女児不明” 河川敷に靴・靴下が整然と…ドローン、ダイバー…120人態勢で捜索(2022年9月26日)

 23日に、小学1年の女の子が、千葉県松戸市にある自宅を出てから行方が分かっていません。河川敷の近くでは、女の子の靴や靴下が見つかっていて、住民や警察が捜索を続けています。

■120人で捜索も…発見できず

 松戸市に住む小学1年・南朝芽さん(7)の行方が分からなくなって3日目。25日、千葉県流山市では、ドローンやボートによる捜索も行われました。警察は120人態勢で、広範囲にわたって探しています。

 松戸市に住む小学1年・朝芽さんの行方が分からなくなったのは、23日午前11時半ごろのことでした。

 朝芽さんは、自宅近くの公園で母親と遊ぼうとして、1人で家を出ました。その5分後に、母親が追い掛けたところ、もう朝芽さんはいなかったということです。

 母親は、日ごろから遊んでいる公園で朝芽さんと合流するはずでしたが、姿は見当たらず。知り合いと周辺を捜しました。

 当時、台風15号が近付いていましたが、この時点では、まだ雨は降っていませんでした。

 朝芽さんは、一体どこへ行ってしまったのでしょうか?現場からは、いくつかの謎が浮かび上がってきました。

■約束と違う場所に“キックボード”

 捜索から、およそ5時間後、約束した場所とは別の流山市内の公園で、朝芽さんが乗っていたとみられるキックボードが発見されます。このころ、台風15号の影響で、激しい雨が降り始めました。

 母親と遊ぶ約束をした自宅近くの松戸市の公園から、キックボードが見つかった流山市の公園までの距離はおよそ900メートル。朝芽さんは、キックボードを使って1人で移動したのでしょうか。

 周辺住民:「一直線で行こうと思えば来られる距離。大人の足で、歩いて15分くらい。ただキックボードで来てるんだったら、それでも小学1年生ぐらいだったら、もっとかかっちゃうかもしれない」

 翌日24日、警察は顔写真などを公開して捜索に乗り出しました。

 午前10時ごろ、キックボードが見つかった公園から300メートルほど離れた江戸川の河川敷で、朝芽さんのものとみられる靴と靴下が発見されました。

 警察によると、靴と靴下は両足分地べたに整然と置かれていたと言います。

■ダイバーによる捜索も…

 台風が近付くなか、朝芽さんは川へ向かったのでしょうか。

 普段、サッカー場として使われているこの河川敷は、台風の影響により、たった1日でゴールポストが沈むほど増水しました。

 ボランティアで捜索を手伝っていた学生に、話を聞きました。

 捜索を手伝う高校生:「すごく増水していて。僕たちでも、滑らせたり、溺れそうなくらい深い所もあって、かなり危険」「(棒を使って)見てれば分かるけど、いきなり深くなる場所があるので。そういう所とか、小さい子どもだったら危ないと思った」

 25日、警察は小型のボートを投入し、ダイバーによる捜索も行いましたが、新たな手掛かりは見つかっていません。

 朝芽さんは身長115センチくらいで、薄ピンクのTシャツに、青色の半ズボンを身に着けていました。

 警察は、情報提供を呼び掛けています。

情報提供先:松戸警察署(047-369-0110)

(「グッド!モーニング」2022年9月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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