北朝鮮が短距離弾道ミサイル 米韓演習に対抗か(2022年9月25日)

北朝鮮が短距離弾道ミサイル 米韓演習に対抗か(2022年9月25日)

北朝鮮が短距離弾道ミサイル 米韓演習に対抗か(2022年9月25日)

 北朝鮮が25日朝、短距離弾道ミサイルを日本海に向け発射しました。アメリカと韓国による軍事演習に対抗した動きとの見方が出ています。ソウルから報告です。

 (河村聡記者報告)
 韓国軍によりますと、北朝鮮は午前6時53分ごろ、日本海に向け短距離弾道ミサイル1発を発射しました。

 発射地点は北西部の平安(ピョンアン)北道・泰川(テチョン)一帯で、飛距離はおよそ600キロ、最高高度はおよそ60キロ、最高速度は音速の5倍、マッハ5程度としています。

 北朝鮮による飛翔(ひしょう)体の発射は巡航ミサイル2発を発射した先月17日以来で、弾道ミサイルとしては、短距離弾道ミサイル8発を発射した6月以来です。

 韓国南部の釜山(プサン)には今月23日からアメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が入港していて、26日から行われる米韓の海軍による合同演習に参加する予定となっています。

 また、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は国連総会のために訪問していたニューヨークで岸田総理やアメリカのバイデン大統領との対話を行い、対北朝鮮での協調を確認しています。

 このタイミングでの発射は、北朝鮮を取り巻くこうしたの動きへの反発とみられます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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