脱マスクどうなる?来月から“水際対策”大幅緩和で悩む現場(2022年9月24日)

脱マスクどうなる?来月から“水際対策”大幅緩和で悩む現場(2022年9月24日)

脱マスクどうなる?来月から“水際対策”大幅緩和で悩む現場(2022年9月24日)

10月11日から緩和される水際対策。
「個人旅行」や「ビザなし渡航」の再開によって外国人観光客の復活が期待される一方、なかなか進まないのが“脱マスク”の動きです。
政府は、ホテル側がマスク着用を求めても客が応じない場合、宿泊を拒否できるように法改正する方針を示しました。とはいえ、実際に現場で宿泊拒否などできるのでしょうか。

桜スカイホテル 仲川純一支配人)「宿泊拒否はなかなか難しいところはあると思います。マスクをしていただくように促すことはできますけども」

海外ではすでに“脱マスク”が進んでいる中、今後、外国人観光客が増えた際に、マスク着用をお願いしやすくすることが法改正の狙いです。

支配人)「メリットはホテルとしてはないかなと思っています。ホテルとしては玄関先に案内を置くなどして工夫するしかないのかなというところはあります」

▼学校のマスクルール「難しい判断」とは?

9月24日、入場制限を設けた上で開催された都内にある青稜中学校・高等学校の文化祭。
動きが激しいダンス部は「マスクなし」ですが、ステージにあがる人数を従来の半分に制限し、生徒が入れ替わりながら踊る対応をとりました。
一方、コーラス部は全員がマスクを着用しながらの歌唱です。

コーラス部員)「表情が伝わりにくいんですけど、マスクしていない目の部分や歌詞への思いを今まで以上に伝えるという意識を持って歌うようにしています」

青田泰明校長)「部活によって全然特性が違う、その中でバランスをとるのが非常に難しい。安全というデータだけでなくそのデータを受けて、子供たちが、親御さんが、安心になれるそういった状況になるとやはり我々としては『マスク外していいよ』と言えるような状況が来るんじゃないかなと思います」

▼企業ではマスク着用「任意」も

GMOインターネットグループでは、20日から執務スペースに限りマスク着用を「任意」としました。パーテーションがあればマスクなしで会話もできます。

社員)「口元が見られるので、表情がパーテーション越しにわかることが多く、コミュニケーションが取りやすくなったと思います」

社外の人が出入りする共有スペースでは、引き続きマスク着用が必須ですが、今後の感染状況によって更なる緩和を検討するといいます。

広報チーム 新野貴史さん)「相手がいる話ですので、ちゃんと思いやりをもった形で、マスクの着脱というところはそれぞれ判断していくような形になると思います」

サタデーステーション 9月24日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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