岸田総理“ロシア名指し”改革訴える…国連総会で一般討論演説「侵略は断じて許さぬ」(2022年9月21日)
岸田文雄総理大臣はアメリカに到着し、国連総会に出席した。そして、一般討論演説を行った。
■国連事務総長「地球は燃えている」
国連総会に出席するため、アメリカに向かっていた岸田総理は、日本時間20日午後11時半ごろ、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着した。
岸田総理は一般討論演説で、ロシアによるウクライナ侵攻を強く批判し、機能不全が指摘される国連の改革を訴える方針だ。
演説に先立ち、岸田総理は、イギリスのトラス首相と初めての首脳会談を行い、エリザベス女王への弔意を改めて示した。
滞在中、岸田総理はトルコやフィリピン、イラン、パキスタンなどの首脳と会談を予定している。
一方、韓国との首脳会談については、日程は何も決まっていないという。
各国首脳による一般討論演説に先立ち、国連のグテーレス事務総長は、こう述べた。
グテーレス事務総長:「世界的な不満の冬が差し迫っています。信頼は崩れ、不平等が急激に悪化し、私たちの地球は燃えています」
■岸田総理“ロシア名指し”改革訴え
一般討論演説初日には、ロシアによるウクライナ侵攻に対し、厳しい制裁を科しているフランスのマクロン大統領と、ドイツのショルツ首相が演説を行う予定だ。
2日目には、バイデン大統領が演説。ロシアからはラブロフ外相が演説を行うことになっている。
そんななか、岸田総理が一般討論演説を行った。
岸田総理:「ロシアのウクライナ侵略は、国連憲章の理念と原則を踏みにじる行為です。力による支配ではなく、すべての国が法の支配のもとにあるのが重要であり、断じてそのようなことは、許してはなりません」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年9月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く