沖縄のサンゴを救え! 再生へ水槽で悪戦苦闘「サンゴ研究部」生徒が見た地球温暖化(2022年9月21日)
テレビ朝日は「未来をここから」プロジェクトの一環で気候変動問題などSDGs企画をお伝えします。21日のテーマは「海の豊かさを守ろう」です。都内の中高生が温暖化などで危機に瀕している「サンゴ」を救う部活動に取り組んでいます。この夏、生徒たちに大きな壁が立ちはだかりました。
玉川学園サンゴ研究部。サンゴを学校で育て、海に戻す活動に取り組む全国でも珍しい部活です。
今年7月、初めて生徒たちで海に潜り、育てたサンゴを沖縄県伊江島の海に戻しました。部の設立から10年。ようやくここまで来ました。
その伊江島から苗を作るため、再び譲り受けたサンゴ。夏休み中も部室に通って世話を続けましたが。
玉川学園サンゴ研究部・吉野凛月さん(中1):「(Q.これ全部、死んじゃったサンゴ?)死んじゃったサンゴです」
今年の夏、沖縄付近の海は例年以上に海水温が高く、ダメージを受けていたサンゴは世話のかいなく、多くが死んでしまいました。
ただ、諦める気はありません。
玉川学園サンゴ研究部・本位田実愛くん(中1):「こうやって何年も続けてきたなかで成長しているのは確かなんですよ。部活もサンゴも」
進む温暖化を乗り越える。部員たちはさらに工夫を重ね、来年1月までに少しでも多くのサンゴを育てて沖縄の海に戻すことを目指します。
玉川学園サンゴ研究部・松本桃華部長(高3):「(温暖化が進むと)学校に持ってきたサンゴも白化の状態から正常な状態に戻していくというのも大変ですし、そこからまた移植となると相当、労力を使う。すごい、やりがいを感じます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く