【台風14号】岩国の名勝「錦帯橋」に濁流迫る 台風通過も…まだ暴風域に(2022年9月19日)
被害をもたらしながら今も日本海を北東に進んでいる台風14号。山口県岩国市の観光地「錦帯橋」から報告です。
（沖田総平アナウンサー報告）
この時間、雨はあがっていますが、吹き返しの風で時折、木々が揺れています。
後ろに見えるのは、5連のアーチで有名な錦帯橋です。
その下を流れる錦川が18日の夕方から降り続いた雨に加えて流域のダムが19日午前に緊急放流したこともあって、非常に増水しています。
水面は橋桁の一番上の部分、アーチのすぐ下まで来ています。
午後1時半ごろからここで取材をしていますが、雨がやんだ後もその水位は変わっていません。もちろん現在、橋は封鎖されています。
橋の下流には河川敷があって普段は観光客の駐車場として使われているのですが、今は完全に川の底という状態です。
近所に住んでいる人に話を聞いても「長く住んでいるがここまで増水したのは滅多に見ない。20年ぶりくらいではない」と驚いていました。
台風は山口県から離れましたが、引き続き土砂災害や河川の増水には警戒が必要です。
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