エリザベス女王の国葬　警察官1万人以上が警戒　国民に尽くした女王を追悼する1日に

エリザベス女王の国葬　警察官1万人以上が警戒　国民に尽くした女王を追悼する1日に｜TBS NEWS DIG

イギリスのエリザベス女王の国葬が日本時間のきょう午後7時から営まれます。ロンドンから中継です。

私はエリザベス女王のひつぎが安置されているウェストミンスターホールからテムズ川を挟んだ対岸にいます。こちらには一般弔問を夜通しで並んでいる人が長い列を作っています。

予定ではあと3時間で弔問は終了しますが、こちらにいる人たちは何とか間に合いそうです。

国葬が行われるウェストミンスター寺院の周辺では警備が一層強化されていて、各国要人が一堂に会するため、イギリス政府によればイギリス各地からの応援も含め1万人以上の警察官が警戒に当たっています。

18日に発表された式次第によりますと、国葬が始まる前には会場となるウェストミンスター寺院の鐘が1分間に1回、女王の96年の生涯に合わせて96回、鳴らされます。

ひつぎが運び込まれる際にはチャールズ国王やウィリアム皇太子らに続いて、皇太子の長男・ジョージ王子や長女・シャーロット王女も参列します。

国葬後、女王のひつぎは砲車に乗せられ、ロンドン中心部を1時間かけて移動しますが、最後に女王の姿を一目見ようと24時間前から沿道で場所取りをする人が多くいました。

そのうちの1人は「女王に会えるのはこれが本当に最後だからどうしても来たかった」と感情を込めて話していました。

イギリスでは国葬のきょうは休日となり、多くの市民が70年にわたって国民に尽くした女王を追悼する1日になります。

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