【台風14号】奄美地方 このあと“暴風域”へ…船は全便欠航、スーパー品薄に(2022年9月17日)
大型で猛烈な台風14号が3連休を直撃しています。この台風は18日にも九州を直撃し、その後、日本列島を縦断する見込みです。気象庁は「類似するものがないほど危険な台風だ」と説明していて、九州地方に特別警報を出す可能性があるとしています。暴風域に入る見込みの奄美大島から報告です。
（加守哲朗アナウンサー報告）
17日昼すぎから雨や風が徐々に強くなってきました。雨はこの時間、降ったりやんだりを繰り返していて、今はほとんど降っていません。
20分ほど前は青空も見えていましたが、再び暗くなってきました。そして風は非常に強く、すぐ隣の人の声が聞こえにくくなるような強い風も吹いています。
そして太平洋に面した海の様子は、消波ブロックに当たっても波の勢いは衰えることなく、そのまま防波堤に進んでも防波堤を越えて道路へと波が行っているのが見えます。
近所に住む人の話では「これまでの台風では防波堤を越えることはめったになかったが、今回の台風はそれを優に超えてきている。相当大きなものが来ているんだね」と驚きを口にしていました。
奄美発着の海の便は16日から全便欠航で、生活物資などが届いていません。島のスーパーやコンビニエンスストアでは品薄状態が続いていて、島の住民の皆さんも不安な夜をこれから迎えます。
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