宮本亞門さんに“国葬招待状” 「安倍元総理に反対意見」も驚き…政府の対応ドタバタ【もっと知りたい!】(2022年9月16日)

宮本亞門さんに“国葬招待状” 「安倍元総理に反対意見」も驚き…政府の対応ドタバタ【もっと知りたい!】(2022年9月16日)

宮本亞門さんに“国葬招待状” 「安倍元総理に反対意見」も驚き…政府の対応ドタバタ【もっと知りたい!】(2022年9月16日)

 安倍晋三元総理大臣の国葬まで2週間を切るなか、案内状を巡り、政府の対応が混乱しています。送られてきた人からは、疑問と驚きの声が出ています。

■宮本亞門さん「安倍元総理に反対意見」も…

 宮本亞門さん:「もしかしたら、本当に間違いなんじゃないかと思ったんで」

 取材したのは、演出家の宮本亞門さんです。12日、国葬の招待状が届きました。

 亞門さん:「驚いたのが、速達で届いたので。何だろうっていうふうに開けた。安倍さんが進めていたことに関して、オリンピックに対しても反対意見を言ったので。私が一番、除外されるだろうと思っていたので」

 亞門さんはこれまで、安倍元総理と特別、親交があったわけでもないと話します。

 亞門さん:「ごあいさつはしました。ごあいさつだけです。食事をしたとかいうことなく、ごあいさつで一言二言しゃべったことはあります」「(Q.どうして亞門さん宛てに届いた?)これは、本当に僕は分からないですね。ただ、速達になっているとか、締め切りも色々変わっているとか。拝見すると、内閣府の事務方が大変だったんだろうなと」

 事務方のドタバタを表しているのでしょうか。亞門さんは、3年前に名前の漢字を旧字体に変えていましたが、招待状の宛名を見ると、漢字が変更前の字になっていました。

 亞門さん:「僕どう呼ばれようと、全く気にしない人なので。そこに関しては、ああ、忙しかったんだろうなと。そこまではきっと、気が回らない状況ですよね」

 招待状を受け取った亞門さんは、すぐに返事を出しました。

 亞門さん:「SNSで『何かの間違いじゃないでしょうか』と書いて、すぐに“欠席”を出しました。それは、僕が行く必要がないと思ったからです。(国葬会場の)武道館は、限られた客席数です。行きたい方は、他の方もっと大切な方いらっしゃるだろうし。僕、安倍さんにこれだけは言いたいのは、安らかに眠って頂きたいんです。あの事件は、本当にひどい事件だと思うんですが。ただ、それは家族葬とか自民の内閣葬とか、そういうのでは弔って頂きたいと思う」

■“活動半年”議員にも…付き合いナシ「驚き」

 国葬の招待状が届き、驚いたという人は他にもいました。

 元衆議院議員・三浦昇さん:「正直言って、ビックリしました。現職の議員さんにしか、そういう案内がないと思ってましたんで。そこはちょっと驚きました」

 三浦昇さんは、民主党の元衆議院議員。2012年、議員に欠員が生じ、前回選挙で次点だった三浦さんが繰り上げ当選しました。しかし、同じ年の選挙で落選。国会議員として活動したのは、わずか半年です。

 安倍元総理とも、個人的な付き合いはありませんでした。三浦さんは、出席する返事をしました。

 三浦さん:「歴代最長の政権を担われた。同じ山口県の人間としても尊敬してる。アベノミクス色々意見あるんですけど、実績は評価すべきだと思いますので。あらゆることを勘案して、出席しようと思いました」

■「故人と親交のあった方」にも…交通規制実施

 送り先の基準は、元職を含む国会議員や、各府省からの推薦などと発表されていますが、政治ジャーナリストの田崎史郎さんによると、他にもあるといいます。

 田崎さん:「もう一つは、安倍事務所でやられてるんですけど、故人と親交のあった方にお送りしてるんです。会場には、6400人ぐらい入れる。都合が悪くて、欠席される方もいるんで、6000人よりも多くの人に、案内状を出してると思います。今回は9月27日に決まって、急いで準備してるんで。事務上のちょっとしたミスは、起こり得ると思います」

 国葬の準備が進むなか、警視庁は、当日の昼前から夜にかけて、首都高速道路を、一部通行止めにする交通規制を発表しました。

 このほか、一般道路でも交通規制が実施されます。また、前日や翌日も外国からの要人の来日や帰国の移動などに伴って、交通規制が実施される見込みです。

(「グッド!モーニング」2022年9月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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