「日本行き」叶わなかった人たちも・・・政府専用機“避難民”20人乗せ出発(2022年4月5日)
日本時間4日夜、ウクライナからの避難民20人を乗せた日本の政府専用機が、ポーランドを出発しました。
昼ごろにも、日本に到着する予定です。
しかし、限られた人数のため、今回、日本行きの希望が、かなわなかった人たちもいます。
オルガ・ティーシェンコさん:「日出ずる国、日本に行きたいです。私が知っている限り、日本は穏やかな社会の国で、平和だからです」
隣国ポーランドに避難しているウクライナ人のオルガ・ティーシェンコさん(28)。日本大使館に搭乗希望を出していましたが、出発直前に、大使館から搭乗できないと伝えられました。理由は分かっていません。
また、現在、ウクライナのリビウで避難生活を送っている40代の日本人女性は、日本大使館から、こう言われたといいます。
リビウで避難生活・日本人女性:「『乗ることはできるんでしょうか?』と聞きましたら、『日本に避難したいウクライナ人用であって、日本国籍を持っている人は対象ではない』と言われました」
この女性は、ウクライナ人の夫と2人の娘の4人家族で、本人と2人の娘が日本国籍を持っているため、政府専用機には搭乗できないと言われたということです。
リビウで避難生活・日本人女性:「ウクライナ人の主人の稼ぎで生活している私たちにとっては、日本行きの航空券はすごく高いので。航空費代を借りられるとか、そういうシステムがあったら、良かったなあと思う」
政府関係者は、同乗させる基準について「国籍で区別しているという事実はない」「経済的困窮によって自力で退避できない人」と話しています。
(「グッド!モーニング」2022年4月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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