ウクライナ侵攻後初 対面で中・ロ首脳会談 ロシア側「特別に重要な会談」と位置づけ|TBS NEWS DIG

ウクライナ侵攻後初 対面で中・ロ首脳会談 ロシア側「特別に重要な会談」と位置づけ|TBS NEWS DIG

ウクライナ侵攻後初 対面で中・ロ首脳会談 ロシア側「特別に重要な会談」と位置づけ|TBS NEWS DIG

中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」の首脳会議が、ウズベキスタンできょうから行われていて、この後まもなく中ロの首脳がウクライナ侵攻後、対面で初めて会談します。

日本時間午後1時半すぎ、中央アジアのウズベキスタンに到着したロシアのプーチン大統領。中ロ首脳会談を前にロシア大統領府は。

ロシア ウシャコフ大統領補佐官
「現在の国際情勢を考慮すると、この会談は特別に重要な意味を持つ」

なぜ、会談が重要な意味を持つのか。背景にはウクライナ侵攻開始から7か月が過ぎ、今、ロシアが最も深刻な危機に陥っていることが考えられます。

うち捨てられた「ゼット」マークの戦車。ウクライナ軍の奇襲攻撃でロシア軍は北東部ハルキウ州から事実上、撤退を余儀なくされました。

14日、奪還した重要拠点「イジューム」を電撃訪問したゼレンスキー大統領は。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々の領土を占領することはできても、ウクライナ人の心まで占領することは絶対に不可能だ」

さらに、ウクライナ軍は南部でも反転攻勢を強めています。非常に厳しい状況で、中ロ首脳会談に臨むプーチン大統領。

ロシア国防省は、きょう、ロシアと中国の海軍が太平洋で「合同パトロール」を行っていると発表し、会談が始まる前から中国との関係強化をアピールするかのようです。

一方、中国では…。会談を控えた13日、中国共産党系の国際紙にこんな社説が載りました。

中国 環球時報
「中国はこれまで『ロシアとウクライナの衝突』という虎の背中に乗ったことはない」

社説では、ウクライナ侵攻で中国は「常に公平で客観的」だったとして、ロシア、ウクライナどちらの肩ももたず、中立の立場をとってきたことを強調。中国は「ロシアとウクライナの紛争を嘆き、長期化を憂慮してきた」と主張しています。

ウクライナ侵攻以来、中国は欧米とは一線を画す姿勢をとり続けてきましたが、侵攻が長期化する中、首脳会談を前に中国がロシアを全面的に支持し、一体だという見方を否定したい狙いがあるとみられます。

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