ゼレンスキー大統領 “奪還都市”訪問…ウクライナ軍攻勢 “領土奪還”改め強い意志(2022年9月15日)

ゼレンスキー大統領 “奪還都市”訪問…ウクライナ軍攻勢 “領土奪還”改め強い意志(2022年9月15日)

ゼレンスキー大統領 “奪還都市”訪問…ウクライナ軍攻勢 “領土奪還”改め強い意志(2022年9月15日)

 ロシア軍に支配されていた東部地域を奪還するなど、ウクライナ軍が攻勢を強めている。ゼレンスキー大統領が14日、奪還した北東部の都市イジュームを訪問した。

■ゼレンスキー大統領が“奪還地域”訪問

 ロシア軍が去った後に残されていたのは、乗り捨てられた戦車。むき出しの砲弾。そして、破壊し尽くされた町。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので、爆発音を聞くと、すぐに立ってしまいます」

 ウクライナ軍の反撃により、ウクライナ東部は領土の奪還が進んでいる。

 14日、ゼレンスキー大統領は、奪還した北東部ハルキウ州の交通の要衝・イジュームを急きょ訪問し、亡くなった兵士らをたたえた。

 ゼレンスキー大統領:「死者を追悼するために、黙祷(もくとう)をしよう。彼らは、私たちの土地を解放した本物の英雄だ」

 イジュームでは、ウクライナ軍に押される形で、ロシア軍が撤退を表明した。

 ウクライナ軍は、ハルキウ州のロシア側支配地域をほぼ取り返し、黒海に面した南部ヘルソン州でも領土を奪還するなど、攻勢を強めている。

 ゼレンスキー大統領:「ロシアが、これをやったのだ。真実は、私たちの側にあることは明白だ」

■バイデン大統領「大きな進展を遂げた」

 こうした動きに、軍事支援を続けてきたアメリカのバイデン大統領は、次のように述べた。

 バイデン大統領:「ウクライナが大きな進展を遂げたことは確かだ」

 一方で、今後については「長い道のりになる」との見方を示した。

 果たして、ウクライナの東部奪還は、今後の戦況にどのような変化をもたらすのだろうか。

 ゼレンスキー大統領は、奪還したイジュームに、およそ半年ぶりに掲げられたウクライナ国旗の下で、改めて領土奪還への強い意志を示した。

 ゼレンスキー大統領:「ここは我々の国民が住む我々の領土だ。それが、私たちが戻ってくる理由だ」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年9月15日放送分より)
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