女王の棺、ウェストミンスター宮殿に38分の“行進”へ 王室離脱のヘンリー王子も参加(2022年9月14日)

女王の棺、ウェストミンスター宮殿に38分の“行進”へ 王室離脱のヘンリー王子も参加(2022年9月14日)

女王の棺、ウェストミンスター宮殿に38分の“行進”へ 王室離脱のヘンリー王子も参加(2022年9月14日)

 エリザベス女王の棺(ひつぎ)の一般公開まで、あと7時間となりました。現在のウェストミンスター宮殿周辺の映像ではすでに多くの人が集まり、列を作っています。

 エリザベス女王の棺が、スコットランドから長年の住まいであったバッキンガム宮殿へと戻りました。

 14日午後には、チャールズ国王らが棺に寄り添って、ウェストミンスター宮殿まで行進する予定です。

 BBCは、棺の後ろに国王夫妻や王室関係者が続き、行進には38分かけると報じています。

 海外メディアによりますと、行進にはウィリアム皇太子とヘンリー王子も参加するといいます。

 ただし、他の男性たちが軍服を着ることを許されるなか、ヘンリー王子は行進や葬儀での軍服の着用を王室に禁じられたというのです。

 海外メディア:「バッキンガム宮殿は月曜日、軍の階級を持つ王室の現役メンバーだけが軍服を着用することを認めた」

 ヘンリー王子は、2020年に王室を離脱しています。

 海外メディアは、ヘンリー王子側は「モーニングスーツを着用する」と声明を発表。報道に対し、葬儀に集中する旨を付け加えたといいます。

 あと7時間まで迫った棺の一般公開。ウェストミンスター宮殿では公開前から…。

 市民:「24時間以上待ちます。彼女は70年統治していた。それを考えると24時間は問題ではありません。食べ物も椅子も持ってきたし、ビタミン剤や傘もあります。太陽光バッテリーです。(充電器で)充電する必要がないです」

 市民:「一番になれてうれしいです。実際に棺の場にたどり着いた時にどのような気持ちになるか分かりません。厳粛で大きな悲しみに包まれ、涙が出るでしょう」

 先頭の人は、なんと12日の午前11時半ごろから並んでいるといいます。公開の2日以上前です。

 市民:「きのうの夜は暖かかったから大丈夫でしたが、朝4時半ごろは寒かったです。そして曇りになり、雨が降ってきました。でも、雨でも晴れでも並ぶ価値はあります。歴史的な出来事に参加するのですから」

 イギリス政府によりますと、ウェストミンスター宮殿での公開を待つ列は、およそ7キロにも及ぶ可能性があると予想されています。

 そこで政府は、列のルートを公開。ウェストミンスター宮殿から、テムズ川沿いに並び、サウスワーク公園に入るというものです。

 普通に歩いても1時間半はかかります。

 沿道にはトイレや給水所などが設置される予定で、1000人以上のボランティアと警察官などが列に並ぶ人々を支援、カフェや地元企業は軽食を提供する予定だといいます。

 また、政府は推奨する持ち物として、飲食物のほか、スマホのバッテリーなどを呼び掛けています。

 ただし、宮殿に入るには空港式のセキュリティを通り、持ち込める手荷物は1人につき1個で、開口部が1カ所の小型のバッグだけです。

 多くの市民が目指す、ウェストミンスター宮殿。

 イギリス議会の議事堂も入り、時計塔の鐘は「ビッグベン」と呼ばれ、ロンドンのランドマークになっています。

 今から20年前の2002年、エリザベス女王の母・エリザベス皇太后が亡くなった際も、宮殿内のウェストミンスターホールで一般公開され、多くの市民が弔問に訪れました。

 BBCによりますと、20万人以上が行列を作ったといいます。

 また、ウェストミンスター宮殿では、1960年、エリザベス女王が議会の開会式に出席しています。

 当時のナレーション:「シルバーとホワイトのガウン、ゴールドとシルバーの装飾品を身に着けた女王がフィリップ殿下にエスコートされています。ウェストミンスターホールからロビーに進み、そこで王冠をかぶりました」

 イギリス議会では伝統的に女王が政府の施政方針演説を行いますが、今年、健康上の理由で59年ぶりに欠席していました。

 エリザベス女王:「これからの議会で私たちの政府は国連の役割に対し、確固たる支援を続けていきます」

 この時から60年余り。エリザベス女王は宮殿内のウェストミンスターホールに安置されます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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