理研「赤ちゃん泣き止ませ眠らせる方法」を“科学的”に分析 結果…効果的な“ほ乳類の生存本能”とは |TBS NEWS DIG
赤ちゃんを泣き止ませて寝かしつけるにはどうすればいいか。理化学研究所が科学的に分析し、その方法を発表しました。
泣いてばかりでなかなか寝てくれない赤ちゃん。
育児中のお母さん
「大変ですね本当、タイミング難しい。この間はこれで寝たのにってことがめっちゃある」
「30分ずっと抱っこしてたりとか、いつ寝るのかなって思いながら、ずっと」
ぐずる赤ちゃんをどうやったら寝かしつけることができるのか。理化学研究所などのチームがその方法を科学的に分析しました。
研究では、生後7か月以下の泣いている赤ちゃん21人を▼「抱っこして歩く」▼「抱っこして座る」▼「ベッドに置く」▼「ベビーカーに乗せて前後に動かす」の4つの動きで記録し、分析しました。
その結果、▼抱っこして座ったり、▼ベッドに置いたりしても、ほとんど泣き止みませんでしたが、▼「抱っこして歩く」と▼「ベビーカーに乗せて動かす」の場合、およそ30秒間でほとんどの赤ちゃんが泣き止みました。そのまま5分間続けると、およそ半数が眠りについたということです。
実は、ここには「ほ乳類の“ある本能”」が関係しているといいます。
研究チーム 黒田公美リーダー
「親が子供を運ぶようなほ乳類でも共通してみられる反応で、赤ちゃんがおとなしくなる。泣き止むということは生存に有利」
「輸送反応」と呼ばれるもので、外敵が迫る危険な状況で親が子どもを運ぶ際、子どもは暴れたり騒いだりせず、運びやすいように協力するというのです。
研究チーム 黒田公美リーダー
「過半数の赤ちゃんが5分歩くと、そのあと1分という間に眠ったことになる」
理研は、赤ちゃんの寝かしつけには「抱っこしながら、一定のペースで止まらずに5分間歩くことが効果的」としています。
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