「主張が激しい」町議会チラシが話題 家電量販店風、劇画タッチも 背景に切実な事情(2022年9月13日)
危機感を抱いた自治体が作った独特すぎるチラシが話題となっています。
北海道鷹栖町。道内でも屈指の稲作が盛んなこの町の議会のとあるチラシ。それがこちら。
まるで、家電量販店のチラシのようなデザイン。しかし、中身をよく見てみると…。様々な色やフォントを使って税金の使用実績を報告しています。実は14日から始まる議会の定例会の案内チラシです。
鷹栖町では2019年からこうしたチラシを作成。過去にはこんなものも…。
どこか見たことのある少年誌の表紙や、昔懐かしの怪獣映画をほうふつとさせる劇画タッチのデザインも。
なぜこんな攻めたチラシを作成したのか。それには鷹栖町議会の切実な事情がありました。
チラシを作った・片山兵衛鷹栖町議:「町民に興味を持ってもらうには手段を選んでいられない状況」
2019年の鷹栖町議会議員選挙が3期連続で無投票。議会運営に少しでも関心を持ってもらおうと、こうしたチラシの制作を始めました。
チラシを作った・片山兵衛鷹栖町議:「色んなチラシを参考にしながら作りました」「(Q.デザインの知識は)独学でやっています」
チラシの効果はあったのでしょうか。
チラシを作った・片山兵衛鷹栖町議:「2019年の12月に一般質問を週刊誌の広告風に作ったが、同じ時期の傍聴者数に比べると倍」
ここまでくると気になるのは新作のデザインですが…。
チラシを作った・片山兵衛鷹栖町議:「いつもいくつかネタ・構想は考えていて口頭では伝えにくいが…」「(Q.ざっくりとだけでも)できてのお楽しみでどうでしょう」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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