「プーチン氏辞任を」モスクワ市の地区議会が要求(2022年9月12日)
モスクワ市・ロモノソフスキー地区の議会は8日、「あなたの考え方や統治手法は絶望的に時代遅れで、ロシアの発展と可能性をさまたげている」として、プーチン大統領に辞任を要求しました。
■地方議会で「反プーチン」の動き
モスクワ市・ロモノソフスキー地区議会:「我々は、プーチン大統領に、ロシア大統領の職を辞すことを求めます。新しい考え方や力を持った人たちに道を譲る時です」
さらに、プーチン氏とその側近らの不寛容で攻撃的な考え方は、ロシアを冷戦時代に逆戻りさせ、再び核兵器で世界を脅していると痛烈に批判しています。
また、プーチン氏の故郷、サンクトペテルブルク市の議員らも“プーチン氏を国家反逆罪で告発すべき”と提案するなど、地方議会で「反プーチン」の動きが広がっています。
■ロシア要衝から“撤退”
一方、ロシア国防省は10日、ウクライナ軍の反転攻勢を受けて、北東部ハルキウ州のバラクレヤとイジュームの部隊を再編成すると発表しました。事実上の撤退とみられます。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ロシア軍にとって、撤退は良い決断だ。ウクライナに占領者の居場所はなく、今後もない」
ウクライナ軍の総司令官は11日、SNSで、今月に入ってから、3000平方キロメートル以上の領土をロシアから奪還したと主張しています。
(「グッド!モーニング」2022年9月12日放送分より)
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