“典雅な音色”教会に響く 古楽器が奏でる平和への思い(2022年9月11日)
富山市内では古楽器の演奏会が開かれました。演奏するのは聖母マリアへの祈りを込めた「ロザリオ・ソナタ」です。
古楽器とは17世紀から18世紀前半に使われていた楽器を復元したものです。
レトロで重厚な音色が特徴です。
富山市内では「祈りと暮らしと音楽と」をテーマにした古楽器の演奏会が開かれました。
コロナ禍、そして思いもかけない戦争で失われた命に捧げようと、富山市内を中心に活動する古楽ユニット「アンサンブル30」が企画しました。
演奏するのは全16曲からなる「ロザリオ・ソナタ」。
この曲は調弦法が特殊なため、曲ごとにヴァイオリンを変えていきます。
用意されたのは6挺のバロックヴァイオリンで、ライブでの全曲演奏は地方においては皆無といえるほど難しい挑戦だそうです。
訪れた人:「素晴らしい演奏会で東京でも聞いたことがないような壮大なプロジェクトだなと思いました」「初めて聞いた楽曲なんですけど、
ドラマチックな曲が多くて、日頃聞いているバロックとはまた様子が違うというか、とてもよかったです」
富山古楽協会の会員は現在100人ほど。
普段、なかなか聞けないやわらかくも力強い音色に訪れた人は聞き入っていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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