容疑者自殺の“検証チーム”メンバー変更…留置管理課のメンバーは外れる 大阪府警(2022年9月9日)

容疑者自殺の“検証チーム”メンバー変更…留置管理課のメンバーは外れる 大阪府警(2022年9月9日)

容疑者自殺の“検証チーム”メンバー変更…留置管理課のメンバーは外れる 大阪府警(2022年9月9日)

保険金殺人事件の容疑者が自殺した問題で、大阪府警は、検証チームのメンバーを変更すると発表しました。

 大阪府警福島署の留置場で9月1日に自殺した高井凜容疑者(28)。自殺する前に「先に逝く」などと自殺を示唆する内容を記した便箋を残していました。

 この便箋について、大阪府警本部の留置管理課の戸山明夫調査官は9月1日の昼すぎには存在を把握していたにもかかわらず、記者発表の場で「2日未明に把握した」などと虚偽の説明をし、留置管理課は「容疑者の尊厳を守るため」「つじつまを合わせるためだった」などと釈明しています。

 こうした事態に9月8日、警察庁の露木康浩長官は次のように述べました。

 (警察庁 露木康浩長官 9月8日)
 「大阪府警が意図的に事実と異なる説明をしていた旨を明らかにしたと聞いています。事実だとすれば、誠に遺憾である」

 大阪府警は9月4日に、自殺を防げなかったことを検証する調査チームを発足させていましたが、公安委員会から「調査態勢を見直すべき」などと指摘を受けて、9月9日、警務部長をトップとする調査チームに改めると発表しました。従来の調査チームには入っていた留置管理課のメンバーは外れたということです。

 大阪府警は虚偽説明についても調査するとしています。

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