刃物で隣人を襲う瞬間 被害者の妻が男の不審行動など証言(2022年9月5日)

刃物で隣人を襲う瞬間 被害者の妻が男の不審行動など証言(2022年9月5日)

刃物で隣人を襲う瞬間 被害者の妻が男の不審行動など証言(2022年9月5日)

 千葉県の住宅街で男性が隣人の男に刃物で襲われ、もみ合いになる一部始終をカメラが捉えていました。2人の間には数年間にわたるトラブルがあったとみられます。

 4日午後5時ごろのこと。防犯カメラの映像です。玄関先に現れたのは隣に住む男。次の瞬間です。画面の端でしきりに右腕を動かしているのは河上久容疑者(62)。応対に出た男性を刃物で切り付けました。応戦する被害者男性。2人はそのまま路上に出て、もみ合いに…。しばらくすると、河上容疑者がその場を立ち去ります。呆然と立ち尽くす被害者の男性。左腕を切られ、衣服が血で染まっています。

 一夜明けてもアスファルトに残る血痕。けがをした男性の妻が取材に応じました。

 被害者の妻:「(けがの状態)ちょっと大変ですね。おなかに向けたそうです。ずっと血が止まらなくて、それの影響で今もすごい大変な思いをしている」

 切り付けてきた河上容疑者とは数年前からトラブルが絶えなかったといいます。

 被害者の妻:「(数年前に)管理費を納めないと言い出して、そこから色んなふうなことが始まって」

 当初は、車や自転車のタイヤをパンクさせられるなどの被害が頻発。

 被害者の妻:「それで(町内の)皆で話し合って監視カメラを付けた」

 そのうち…。

 被害の妻:「去年、監視カメラを棒で突いたり、夜中やったりとか色んな不審な行動をやっていた。そこに自転車が3台あったが、3台ともやられて。それが監視カメラに映っていたので」

 他にも…。

 被害者の妻:「今年1月、雪が降った日、息子に刃物を突き出した。ずっと続いていたので神経もやられますよね」

 より重大な事件が起きる予感はあったといいます。

 被害者の妻:「だから、何かするなするなって思っていたから。やばいやばいと、この水曜日にも警察に相談しに行こうと言っていた矢先だった」

 防ぐ手立てはなかったのでしょうか。

 被害者の妻:「監視の仕方、やはりもう少し気を付けた方が現場にいて見て分かるじゃないですか。皆そういう思いをしているので」

 河上容疑者は「俺は何もしていない。正当防衛だ」と容疑を否認。

 切り付けられた男性は命に別状はないということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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