飯能3人殺害事件 防カメに“鈍器で襲撃する男” 容疑者自宅から“血付いた衣類”(2022年12月29日)

飯能3人殺害事件 防カメに“鈍器で襲撃する男” 容疑者自宅から“血付いた衣類”(2022年12月29日)

飯能3人殺害事件 防カメに“鈍器で襲撃する男” 容疑者自宅から“血付いた衣類”(2022年12月29日)

 埼玉県飯能市の住宅で家族3人が殺害された事件で、容疑者は過去のトラブルを巡って、被害者家族側から「今住んでいる家から、とにかく出て行ってほしい」と書かれた文書を受け取っていたことが新たに分かりました。

■防カメに“鈍器で襲撃する男の姿”

 事件から4日目の28日、物々しい雰囲気に包まれた現場周辺。捜査員らが、ハシゴの先端から写真を撮るなど、念入りな捜査を行っていました。

 埼玉県飯能市の住宅でウィリアム・ビショップさん(69)と、妻の森田泉さん(68)、娘の森田ソフィアナ恵さん(32)が、鈍器のようなもので殴られ殺害された事件。

 捜査関係者によりますと、殺人容疑で送検された斎藤淳容疑者(40)は、ビショップさんの家の玄関から侵入。わずか数分の間に、3人を襲った可能性があるということです。

 28日、新たにこの事件の様子がビショップさんの家の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。鈍器のようなものを持った男が襲い掛かる様子の一部がカメラに捉えられていたといいます。

 また、斎藤容疑者の自宅からは、血の付いた衣類が見つかっていたことも新たに分かりました。

 斎藤容疑者は、今も供述を拒んでいるということです。

 近所の住民:「住民からすれば何かしら語ってほしい。何が原因だったのか、こういうことで事件に至ったのか、正直に話してほしい」

■容疑者の父「どうして、こんなバカな形に」

 斎藤容疑者は、現場となったビショップさんの自宅から、歩いて80メートルほどの一軒家に1人で暮らしていました。被害者との接点は何だったのでしょうか?

 現在、他県に住み、22年間、斎藤容疑者と会っていないという父親は…。

 斎藤容疑者の父:「向こう(飯能市)に1人でいますので、日ごろ…元気かなという気持ちは逆にありますんでね…。淳が…原因となった、犯人だったということは想像もできませんでした。理由が分からないです」「(Q.理由が分からない?)どうして、こんなバカな形になったのか分かりません」

■ストリートビューの自宅に“ぼかし”

 近所付き合いもなく、孤立していたという斎藤容疑者。

 グーグルストリートビューで自宅を見てみると、斎藤容疑者の家にだけ、「ぼかし」が掛けられているのが分かります。この処理は、自宅や表札など場所を指定し、グーグルに依頼すると1カ月ほどで対応してもらえるということです。

 仮に斎藤容疑者が、この処理を依頼したとすれば、それは何のためだったのでしょうか?

 ビショップさんとの間で、トラブルを起こしていた斎藤容疑者。

 近所の住民:「何かでグーッと力強くやられたような感じ。どうして、そこのおうちだけなのかなっていうのはありましたよね」

 ビショップさんの自宅では、去年8月以降、車などに傷を付けられる被害が度々、発生。6回にわたり警察に被害届を出していました。

 警察は、今年1月、車に石を投げ付けた斎藤容疑者を現行犯逮捕。その後も再逮捕して取り調べを行いましたが、斎藤容疑者は何も語らず不起訴になりました。

 両者の間に何があったのか明らかになりませんでした。

■「飯能の自然好き」殺害夫婦6年前に転居

 クリスマスの朝に突然、命を奪われたビショップさん。親日家で、日本のグローバル人材の教育に力を注いでいました。

 ビショップさんの知人・金子みどりさん:「ビル(ビショップさん)を嫌いという人はいないんじゃないですか」

 こう話すのは、ビショップさんと25年来の付き合いがあるという金子さんです。

 金子さん:「大きく日本のために貢献してきた方なんですけど、自分の実績をほとんど話されない。とても謙虚な方で。謙虚なだけでなく、すごくユーモア。常に人を笑わせるようなことを言って、場を和ませるお人柄でした」

 アメリカ国籍のビショップさんは、1990年から日本で生活。日本とアメリカの架け橋となる仕事を長年続けてきました。

 一線を退いた後、6年ほど前から家族と共に飯能で暮らし、友人には、故郷のインディアナ州に似た「飯能の自然が好きだ」と話していたということです。

 金子さん:「(家族と)一緒に時間を過ごすってことをとても大切にされていたというのは言葉の端々に。お子さんの話だったりとか…幸せに満ちた…」

(「グッド!モーニング」2022年12月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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