スリランカ前大統領が帰国 経済危機の責任問う抗議活発化も(2022年9月3日)

スリランカ前大統領が帰国 経済危機の責任問う抗議活発化も(2022年9月3日)

スリランカ前大統領が帰国 経済危機の責任問う抗議活発化も(2022年9月3日)

 深刻な経済危機に陥っているスリランカで、政府に対する不満の高まりを受けて国外に脱出していたラジャパクサ前大統領が帰国しました。

 現地メディアによりますと、スリランカのラジャパクサ前大統領は2日夜、最大都市コロンボ近郊の空港に降り立ちました。

 ラジャパクサ氏は7月、大統領だった自身や政府に対する抗議デモの激化を受けスリランカを脱出し、インド洋のモルディブに逃れた後、シンガポールを経てタイに滞在していました。

 ラジャパクサ氏は国外脱出中に大統領を辞任しています。

 帰国したラジャパクサ氏は当局の警備のもと国内に滞在する予定ですが、アメリカの永住権の取得を目指していると報じられています。

 スリランカでは深刻な経済危機に陥っていて、物価の上昇や燃料不足など市民の生活に大きな影響が出ています。

 ラジャパクサ氏の帰国により、市民の抗議活動が再び活発化する可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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