新潟・村上市 土砂崩れで住宅倒壊 大量の流木が集落に 住民から不安の声(2022年8月4日)
線状降水帯の発生で大雨が深刻な被害をもたらしています。住宅が大規模な土砂崩れに巻き込まれた、新潟県村上市から報告です。
(塚本勇雄記者報告)
大雨の影響で土砂崩れが発生し、家一軒が倒壊しました。屋根の部分だけが確認できますが、1階と2階の部分が土砂で押し流されてしまっています。
元々、家は20メートルほど奥の山側の方にありましたが、山側の方から土砂で流されてしまったことが分かります。
家には3人が住んでいました。事前に高台に逃げるなど避難をしていたため、3人とも無事だということです。
当時の土砂崩れの強さを物語るのが大量の流木です。元々は小さな川だったということですが、この川の所に流木が大量に押し寄せています。この流木の量を見ると当時、どれだけ勢いが強かったのかということが分かります。
小岩内集落には34世帯120人が暮らしています。3日は雨がとても強く午後8時ごろに防災無線や直接の声掛けによって皆さんに避難を促しました。
事前に高台に避難していたおかけでけが人等は発生していないということです。ただ1人、作業中に足をけがした人がいました。
しかし、皆さんは今、泥をはき出す作業などに追われているのですが、水道や電気が3日から通っていません。
4日午後に電力会社の人が訪れて状況を確認していましたが、夜中の復旧は難しいということになり一夜をどうやって過ごそうかと住民は不安に作業にあたっていました。
村上市内ではこうした浸水被害が至る所で発生していて、復旧はとても時間がかかりそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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