「アプローチが違う」“学費1000万円”英名門校が岩手で開校 インター校増える理由(2022年8月29日)

「アプローチが違う」“学費1000万円”英名門校が岩手で開校 インター校増える理由(2022年8月29日)

「アプローチが違う」“学費1000万円”英名門校が岩手で開校 インター校増える理由(2022年8月29日)

チャーチル元首相などを輩出したイギリスの名門校『ハロウスクール』。450年の歴史を持つこの学校の日本校『ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン』が29日、岩手県安比高原に開校しました。

世界12カ国から集まった約180人が入学し、全寮制で卒業までを共に過ごします。国家戦略のひとつに“教育輸出”を掲げているイギリス。教員のほとんどが現地から派遣されています。校舎は、自然豊かな緑に囲まれ、36ホールを有するゴルフ場、テニスコート18面も学校の敷地内です。

かつて、スキーリゾートとしてにぎわっていた安比高原ですが、最近は客足が鈍っていました。地域活性化のテコ入れとして選んだのが名門校の誘致。今回の計画には、市も1億6400万円の補助金を出しています。
八幡平市・佐々木孝弘市長:「国際都市としてのブランド力の向上。国内外への知名度のアップが、交流人口や観光客の増加などの波及効果につながるものと確信している」

学費は、年間約1000万円。それでも見学に来る人は後を絶ちません。

見学に来ていた親子。海外の学校も検討していましたが、コロナ禍で留学が難しいなか、日本にいながらにしてイギリス式の教育を受けられるこの学校に興味を持ったといいます。
入学を希望する母・美奈子さん:「日本の学校とは、教育に対するアプローチが全く違いますので、図工にしても、模型を作ってみたり、設計をしてみたり、多角面からアプローチするとうかがって、たくさんの選択肢が選べるのではないかなと感じた」

ハロウインターナショナルスクール以外にも、イギリスの伝統ある名門校『ザ・ナイン』の一つ、『ラグビースクール・ジャパン』が、2023年8月開校の予定。そのほかにも、150年以上の歴史がある『マルバーン・カレッジ』が来年9月開校予定です。

イギリスは、2019年から国家戦略として、教育の輸出に力を入れていて、その収入を2030年までの約10年間で、4割増となる年間350億ポンド、日本円で約5兆7000億円に増やすことを目標にしています。この中には、国外でキャンパスを開校した際の学費などもあれば、留学生がイギリスに来た際の学費や生活費なども含まれます。

日本でインターナショナルスクールが求められる背景について、国際教育評論家の村田学さんは、親の海外志向の高まりがあるとしています。親が学生時代には短期留学などを経験。そして職場では、外資系の企業が増えたことで、英語の必要性を認識している人が増えている。また、少子化と核家族化で、子ども一人に対する教育費が増えていることも影響しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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