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オミクロン株“重症化しにくい”のに死者増加 身動き取れず…増える衰弱死(2022年8月30日)
30日の新型コロナウイルスに感染した人、午後6時30分現在で14万7282人です。亡くなった人は311人です。重症化しにくいとされるオミクロン株に感染し、「軽症」にもかかわらず命を落としてしまう現実があります。今、医療の現場で何が起きているのでしょうか。
第7波の出口に向かっているのでしょうか。
東京では30日、新たに1万4219人の感染が確認されました。先週に比べ、およそ7500人減っています。前の週の同じ曜日を下回るのはこれで9日連続です。
その一方で収まる気配がないのは死者の数です。
コロナによって亡くなった人、先週の火曜日が343人と過去最多を更新しました。これまでの1カ月間は死者数が合わせて6600人を超えています。
ここで一つ疑問が生まれます。
重症化しにくいとされてきたオミクロン株。実際、デルタ株が主流だった去年夏の第5波と比べるとオミクロン株に置き換わった第6波、第7波は全国の重症者数が統計上減少しています。
ところが、死者数は増えているのです。
第7波による死者のおよそ95%が60代以上だといいますが…。
現場で何が起きているのでしょうか。
コロナ患者の治療にあたる埼玉医科大学総合医療センター。岡教授に聞きました。
埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授:「現場ではたくさんの亡くなりそうな人を診ているところが(分類上)『軽症』なんですよ」
岡教授が実態に即していないと指摘するのは、重症の定義です。
厚生労働省が作成した「診療の手引き」を見ていきますと、重症の定義はICU(集中治療室)に入室、もしくは人工呼吸器が必要と書かれていて、肺炎など呼吸器に症状があることが一つの大きなポイントとなっています。
埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授:「昔はとにかく肺炎を起こして呼吸が悪くなるというワンパターン。今の重症度判断というのは従来のコロナウイルスの基準によって定義。“肺炎がない”“呼吸が悪くない”ことで軽症になってしまう」
岡教授の病院には29日時点で19人の入院患者がいるといいますが、そのうち重症の定義にあてはまるのは1人だけ。
しかし、実態は…。
埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授:「(19人中)17人は自分で歩くことができない、自分で排泄(はいせつ)できない、食事取れない、水分も取れない、そういった高齢者が病床を埋めている。身動きがとれない人が皆さんの感覚で軽症と思いますか?そういった人が軽症と分類されていて場合によっては亡くなってしまう」
神奈川県がオミクロン株の流行を受けて行った調査でもコロナによる死者は重症より中等症患者の方が多いとの結果が出ています。
軽症や中等症と診断されながら衰弱死という形で命を落とす、こうしたケースが減らなければ現場はどうなるのでしょうか。
埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授:「今、重症者は増えていない、だから医療現場は大丈夫と判断されたら、我々が見ている世界とはかなり温度差が出てしまうのでそれは困る。重症度の分類は本来、死亡を予測するもの。困るのは私たちだけでなく亡くなってしまう患者さん。呼吸が悪いか悪くないかという基準だけでなく『年齢』『腎機能』『意識』が悪くないか他のサインを組み入れて、重症度を死亡率を予測できるものに置き換えて判断していく必要がある」
厚労省の専門家会議は重症の定義について今後、議論していきたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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