フォークリフトで“ブランコ”100Kg超のパレット落下…8歳少女死亡(2022年8月29日)
父親とフォークリフトでブランコ遊びをしていた8歳の女の子が死亡しました。パレットと呼ばれる100キロを超える板が落下し、女の子の頭に当たったということです。
新学期を迎える直前の、悲しい事故でした。
事故が起きたのは、前橋市でキッチンのリフォームなどを手掛ける会社の敷地内です。
28日夕方、フォークリフトから落下したパレットが、敷地内で遊んでいた8歳の作山由奈さんに当たり、由奈さんはその後、死亡しました。
重機でないと持ち上がらないほど重いパレット。どうして落下してしまったのでしょうか。
警察によると、フォークリフトを運転していたのは40代の父親で、パレットをフォークリフトで3メートルの高さまで持ち上げ、そこからベルトをつるしブランコのようにしていました。
そのブランコに由奈さんを乗せて遊んでいたところ、パレットが由奈さんの頭の上に落下したということです。
3メートルの高さから落ちてきたパレット。木と鉄でできていて、縦およそ1メートル、横2メートル、厚さ26センチ、重さは100キロを超えていたということです。
父親から連絡を受けた母親が、すぐに「大量に出血している」と消防に通報。
由奈さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
そばで一緒に遊んでいたきょうだい2人にけがはありませんでした。
事故の原因についてフォークリフトを販売する会社は、「ありえない事故でブランコのように揺らしたことでパレットが前にずれ、落下したと思われる」ということです。
また、用途以外での使用は労働安全衛生法違反にあたるといいます。
厚生労働省によると、フォークリフトによる事故は年間およそ2000件起きているといいます。
警察に対し、父親はフォークリフトで遊んだのは今回が初めてだと話しているということです。
警察が原因を調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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