「内密出産」初のガイドライン 厚労省と法務省が近く公表へ(2022年8月29日)

「内密出産」初のガイドライン 厚労省と法務省が近く公表へ(2022年8月29日)

「内密出産」初のガイドライン 厚労省と法務省が近く公表へ(2022年8月29日)

 匿名での出産を望む人が病院の相談員にだけ身元を明かして出産する「内密出産」について、母親の個人情報を病院が適切に管理することなどを盛り込んだガイドラインを国が近く公表することが分かりました。

 「内密出産」を巡っては、熊本市の慈恵病院が独自に導入する一方で、明確なルールがなく自治体などがガイドラインを示すよう国に求めていました。

 こうした要望を受け、厚労省と法務省が近く初のガイドラインを公表することが分かりました。

 ガイドラインでは、生まれてくる子どもが将来的に出自に関する情報を知る権利について、親に説明することや親の身元につながる情報を病院が適切に管理することなどが盛り込まれる方針です。

 また、法律で義務付けられる出生届が提出されなくても、市区町村長の職権で子の戸籍を作ることができるという解釈も明示されるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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