東電の電力小売り会社 燃料高騰で60億円超の債務超過(2022年8月29日)
東京電力ホールディングスが全額出資する電力小売り会社が燃料価格高騰の影響で、60億円を超える債務超過になったと明らかにしました。
東京電力エナジーパートナーは、今年6月末時点でおよそ67億円、負債が資産を上回る「債務超過」に陥ったと明らかにしました。
債務超過となるのは2016年の決算開示以降、初めてです。
天然ガスや原油などの燃料価格が高騰する一方で、電気料金の値上げには一部、上限があるためコストを転嫁しきれず、電気を売るほど赤字が膨らむ状況になったことが要因です。
債務超過が続けば、企業間の取引が難しくなるため、親会社の東京電力ホールディングスは「増資を含めて対応を検討している」としています。
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