ブドウ皮や種「ワインパミス」を活用 魚や肉を“ブランド化”(2022年1月12日)
ワインを作る際に出るブドウの皮や種を使って、今、ひと味違う魚や肉が作られています。
■ワインサーモン「コクがある」
山梨県名産のワインを作る工程で残るブドウの皮や種などの「ワインパミス」。
それを練りこんだエサで育った「甲斐サーモンレッド」。その名前の由来は、この鮮やかな赤い身の色から来ています。大ぶりで、ほど良く脂がのっているのが特徴です。
山梨県内にある飲食店では、このサーモンを味わい尽くしてほしいと、「刺身」「カルパッチョ」「焼き」の3つの調理法で楽しめる定食を提供しています。
鮮やかな、きれいな赤みです。いつも食べているサーモンよりも、コクがあります。口の中で溶け出す感覚というのが、より強い。でも、くどくありません。あっさりしています。
■“ブドウ皮”で牛もブランド化
ワインパミスをエサに混ぜる取り組みは、サーモンだけではありません。この牧場で育てられているのは、牛です。
その名も「甲州ワインビーフ」。柔らかい赤身が特徴です。
廃棄されてきたワインのしぼりかすを再利用する、まさに“サステナブル”な取り組みです。
■「香り良い」シャンプーにも活用
活用方法は、エサだけにとどまりません。都内にある美容室が開発したのは、「ワインパミスシャンプー」です。
バスタイムで疲れを癒やしてもらうために、ワインのフレッシュな香りを再現したといいます。
STEPBARBERS代表取締役・関口定伸さん:「すごい香りが良くて、お子様も喜んで使って下さっている方が多いので。お風呂とか、家族の会話がある場所で、環境問題などについて、話して頂けるとありがたいです」
(「グッド!モーニング」2022年1月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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