愛知・弥富市の中3男子刺殺、加害者生徒の少年院送致決める
愛知県弥富市の中学校で3年の男子生徒が殺害された事件で、名古屋家庭裁判所は加害者の男子生徒を少年院に送ることを決めました。
去年11月、愛知県弥富市の中学校で3年の男子生徒が包丁で刺されて殺害され、同じ学年で事件当時14歳の男子生徒が殺人などの非行内容で名古屋家庭裁判所に送致されました。
男子生徒は、動機について修学旅行中にスマートフォンを持ち込んでいたことをほかの生徒に見つかり、学校から注意を受けたことで「疎外感を感じた」などと警察に話していました。
きのう、名古屋家庭裁判所で少年審判が開かれ、後藤隆裁判長は、加害者の男子生徒には発達障害のひとつである「自閉スぺクトラム症が認められ、動機の形成過程に顕著に影響している」と指摘しました。その上で、「必ずしも深い非行性に基づくものとは言えず、矯正教育が相当だ」として、男子生徒を少年院に送る保護処分にしました。
(24日00:58)
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