神宮外苑花火大会 3年ぶり開催 1万2000発…ビルに「反射きれい」“DJポリス”出動も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年8月22日)
東京の夏の風物詩の一つ「神宮外苑花火大会」がこの週末、3年ぶりに開催された。小雨がぱらつく空模様のなかで、多くの見物客が集まった。
■“DJポリス”出動も 会場外で場所探し
東京都心で久々に行われる大規模な花火大会。会場1時間ほど前に入場開始されたが、入場待ちの長い列ができている。
午後7時半の打ち上げを前に、入場を待つ長蛇の列。3年ぶりの開催で、周辺は大にぎわい。
“DJポリス”も出動し、事故が起きないよう注意を呼び掛ける。
警察:「花火大会にお越しの皆さんにお知らせします。ただ今、歩道大変混み合っています。立ち止まると、他の方も立ち止まってしまいます」
埼玉から訪れた女性グループ:「3年ぶりじゃない?」「そんくらい」「久しぶりだから、なんかウキウキ」
埼玉から訪れた浴衣姿の3人組。会場近くで、誰かを待っているのかと思いきや…。
埼玉から訪れた女性グループ :「きのう調べて、チケット(が必要)なんだって思いました」
密を防ぐため、コロナ禍以前まで開放していた無料の観覧スペースはなくなり、原則、有料観覧席のチケットを事前に購入した人だけが観覧できる。
打ち上げの1時間半前には、警察や大会スタッフが会場に入る人をチェックするため柵を設けた。
チケットを手に入れられなかった3人は、会場の外で花火を見ることができる場所を探すことに。
埼玉から訪れた女性グループ :「とりあえず、ここで待って。始まったら歩いて居場所見つけようかなって」
■迫る開始時間 場所探し必死も雨…
辺りが暗くなり始めたころ、雨足が強くなってきた。傘を差しながら会場へと向かっていく。
警察:「駅、出入り口付近や、歩道上が大変多くの方で混み合っています。他の利用者の方もいますので、歩道上や駅出入口付近は広く開けるようにご協力をお願いします」
開始直前になり、花火を見ようと最寄り駅には、さらに多くの見物客が…。
トモヤさん:「どこから、うまく見えるのとかが分からなくて。ウロチョロしようかなと」
開始10分前に駅に着いた、トモヤさん(21)とチアキさん(20)。
トモヤさん:「地元が北海道なんですよ。なので、ここの花火をやってたことも1週間前に初めて知って。だから、どういう規模で、何をするのかも全然分かっていない」
初めての東京の花火大会。チケットは持っていないため、地図を見ながら、花火が見られる場所を探すことに。
トモヤさんとチアキさん:「この辺?この辺り?国立競技場沿って、この辺に行けば、グルグル回れば良さげじゃない」
人混みのなか、必死に場所を探す2人。
トモヤさんとチアキさん:「そろそろ(花火が)上がるんじゃない?あっ、あと5分だ」
■“ならでは”ビルに花火「反射きれい」
そして午後7時半、東京の夜空を彩る1万2000発の花火。会場の外で長時間待っていた人たちは…。
杉並区から来た夫婦:「ほんのちょっとしか、見えないね。あんまり映らん」
建物や木々に隠れ、ほんの少ししか花火が見えない。しかし、場所によっては…。
埼玉から訪れた女性グループ:「あ!青、青かわいい。花火めっちゃきれい」
打ち上げが始まったら歩いて場所を探すと話していた浴衣姿の3人組は、運良くその場で花火を見ることができた。
埼玉から訪れた女性グループ:「きれいでした。めっちゃキレイでした」「(Q.また来たいですか?)もちろん!また来たいです」
花火を見るため、歩き回っていたカップルは…。
トモヤさん:「浴衣着て、破裂音聞いて散歩してるだけ。こんなびしょびしょに濡れながら、何しているんだろ…」
花火を見ることができないまま、歩き回ることおよそ30分。視界に飛び込んできたのは…。
チアキさん:「あそこの反射で…」
トモヤさん:「本当だ!ビルの反射で見えます!」
目に入ったのは、ビルのガラスに反射した花火。
トモヤさん:「ビルの反射のほうが、全然きれいに見えるじゃん」
チアキさん:「木に隠れているよりかは全然」
2人は、思いもよらない形で花火を見ることができた。
トモヤさんとチアキさん:「ビルの反射から見たりするのは新鮮だった。こんだけ人も密で集まっていたけれど、予定していた見方とは違ったけど、楽しかった」「新しい」「都会ならではの楽しみですね。ビルの反射は」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年8月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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