【賛否】アプリで「位置情報共有」 便利だが心配も(2022年8月18日)

【賛否】アプリで「位置情報共有」 便利だが心配も(2022年8月18日)

【賛否】アプリで「位置情報共有」 便利だが心配も(2022年8月18日)

 13日、北九州市で15歳の少女と母親(37)が、自宅で刃物で刺され、重傷を負った事件。刺したとみられるのは、北九州市から、およそ800キロ離れた東京・葛飾区に住む17歳の少年でした。

 SNSで知り合い、直接の面識はなかったという2人。少年が少女の自宅の特定に使ったとみられるのが、スマートフォンの「位置情報共有アプリ」です。

 これを使うと、友人や家族など、登録した人同士が互いの位置をリアルタイムで共有できます。

 10代女性:「だいたい(友達)全員やっています」「友達とはぐれた時に、結構すぐ会える」

 20代女性:「友達をごはん誘おうとした時に、(友人の)位置情報を見て、家にいたら誘ってみよう。逆に外出してたら、誘うのやめておこう」

 恋愛に関する情報を発信するメディアが、10代から20代の男女400人に行った調査では、位置情報を共有していると答えた人は、およそ3割にも上ります。

 位置情報を共有していれば、例えば待ち合わせの際、相手が遅れている場合でも、どこにいるかを正確に把握できるので、あとどれくらいで到着するかが分かります。

 また、親が子どもの安全を見守ったり、災害時の安否確認にも使えます。

 30代母親:「子どもと親では便利だと思います。どこか遊びに行った時に、何かあったら怖いんで、GPSを入れてる感じ。迷子になったら、あった方がいいのかな」

 一方で、次のような声も聞かれました。

 50代男性:「見張られている感、見張っている感、そういうのがあるので(利用していない)」

 自宅の位置など、プライバシーな情報が共有されることで、ストーカー被害に発展したり、どちらかが一方的に共有を切ることでトラブルに発展したりすることもあるということです。

(「グッド!モーニング」2022年8月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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