【体長2メートルほど】“巨大”トカゲ脱走…警察出動の騒ぎに 飼い主は旅行中
東京で、2メートルほどもある大きなトカゲが民家から脱走しました。脱走したのは「ミズオオトカゲ」という、地球上で2番目に大きくなる種類のトカゲです。飼い主が旅行中に起きた出来事に、警察官10人近くが出動する騒ぎとなりました。
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住宅の窓の外側に突如、“大きなトカゲ”が現れました。体長は2メートルほどで、鋭いつめを網戸にかけ、舌をしきりに動かしていました。
トカゲが現れたのは、東京・北区にある閑静な住宅街です。17日午前7時45分ごろ、近隣の住民から「2階の窓ガラスにトカゲかワニが1匹、張り付いている」と110番通報がありました。
思わずワニと見間違えるほどの大きなトカゲ。実は、張り付いていた部屋の住人が飼っていたペットでした。飼い主は旅行中で家を留守にしていて、その隙に部屋から脱走したとみられています。
当時の状況について、トカゲの撮影者は――
撮影した男性
「『ジュラシック・パークだ』と思いましたね。（見たのが）朝で…窓で良かったなと思いました。夜で下（路上）とかに居たら、ちょっと怖いと思うんですけど」
警察官10人近くが出動しましたが、トカゲは自ら部屋に戻ったということです。一体、どのようなトカゲなのでしょうか。
日本爬虫（はちゅう）類両生類協会理事長 iZoo 白輪剛史園長
「『ミズオオトカゲ』というオオトカゲで、地球上のトカゲの中で2番目に大きくなる種類です」
ミズオオトカゲは、体長は最大で2メートル50センチ、体重は100キロ近くにもなるといいます。しかし、その迫力ある見た目とは裏腹に――
日本爬虫（はちゅう）類両生類協会理事長 iZoo 白輪剛史園長
「人間が近づくと大抵、逃げてしまいますので、臆病なトカゲなんです。追い詰めない限りは、トカゲの方から人間を襲ってくるとか、人間を食べるとか、そういうことはありません」
飼育自体も規制されておらず、ペットにする人も多いといいます。
住宅街を一時、騒がせた“巨大トカゲの脱走劇”。飼い主から「旅行中なので、なんとかしてほしい」と依頼を受け、警察官は室内に入り、網などを使って捕獲。“落とし物”として保管していましたが、午後3時前に飼い主の友人が引き取っていったということです。
(2022年8月17日放送「news every.」より)
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