大雨や猛暑 何かが違う“今年の夏”(2022年8月13日)

大雨や猛暑 何かが違う“今年の夏”(2022年8月13日)

大雨や猛暑 何かが違う“今年の夏”(2022年8月13日)

気象予報士の依田司が解説

◆一週間以上続く東北の雨
きょうは台風からの湿った空気が入り、所々で雨雲が発達。
土砂災害の危険度が高い状態も続いているので
少しの雨でも大きな災害に結び付くおそれがある。
引き続き警戒が必要。

◆雨も暑さも例年とは違う
産業革命前に比べて、地球の温度は約1.1℃上がっている。
温度が1℃上がると、大気中の水蒸気量は7%上がり、洪水リスクは2倍になると言われている。

日本国内で”非常に激しい雨”が降る頻度は右肩上がり、
それに加えて、特に今年は、暑さも記録的になっている。

◆短い梅雨=長い夏=猛暑
「6月に観測史上初めて40℃に到達」「東京都心の猛暑日記録更新」など
今年の暑さは記録づくし。
原因はラニーニャ現象による太平洋高気圧の張り出しと、チベット高気圧の「W高気圧」。
この状態が2~3度と続き、このタイミングで40℃近い気温になっている。
来週もこのような状態が予想されていて、命にかかわる暑さはまだ続く。

サタデーステーション 8月13日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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