大雨おさまらず東北のお盆受難 被害相次ぎ住民も疲弊(2022年8月12日)

大雨おさまらず東北のお盆受難 被害相次ぎ住民も疲弊(2022年8月12日)

大雨おさまらず東北のお盆受難 被害相次ぎ住民も疲弊(2022年8月12日)

 記録的な大雨となっている東北各地で12日も激しい雨となりました。秋田県では墓地が水に浸かるなど、お盆期間中の墓参りにも深刻な影響が出ています。

 車が通れなくなった道。生活物資は、歩いて運ぶしかありません。

 人々が行き来する道は片側が崩落し、際どい状況。

 いつもとは違うお盆休みを余儀なくされています。

 見性寺・佐々木真理子さん:「この辺までは(水が)きてるんじゃないかと思う」

 秋田県三種町の墓地。近くを流れる三種川の氾濫で、墓地全体が水に浸かりました。

 見性寺・佐々木真理子さん:「普段は川底が見えたりするくらいしか水がないんですけど」「墓地全体に水がザーッとくるってことは今まで1回もなかったので」

 秋田県横手市では、増水した川で釣りをしていた男性が取り残され、消防が出動しました。男性はヘリコプターで救助され、無事でした。

 海沿いに建つ温泉施設では、例年はお盆の帰省客でにぎわう時期だといいます。

 黄金崎不老ふ死温泉・佐藤晃三総支配人:「(Q.あちらが露天風呂ですか)はい。ご覧の通り増水がありまして、小さい橋があるが危険なので、水が引くまでは露天風呂は中止」

 崩落した深浦町の道路。

 孤立集落の住民:「(Q.道路が崩落した向こうに住んでいる)そうそう、紙一重。そこを通って」

 街に買い出しに来た男性です。

 孤立集落の住民:「きょうは自転車で来たけど(買い物に)行く時は歩いたけど、もう疲れた」

 これから自宅に戻るといいますが、車を使えるのはここまでです。

 孤立集落の住民:「山の上だからさ…」

 停滞を続ける前線…。北日本では、13日にかけても激しい雨が降る見通しで、厳重な警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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