“帰省ラッシュ”46km渋滞…「全然動かない」予定にも遅刻 混雑回避“前夜出発組”も【もっと知りたい!】(2022年8月12日)
お盆の帰省ラッシュがピークを迎えた11日、高速道路では45キロを超える渋滞が発生しました。家族や仲間と目的地に向かう4組に密着。予定通りに着いたのか、そして、それぞれの作戦とは…。
■帰省ラッシュ“高速渋滞”46キロ
お盆休みの初日となった11日、「山の日」。空港は、床が見えないほど、人がいっぱいです。行動制限のないお盆休みは実に3年ぶりです。
静岡・浜松に帰省:「ばぁばと一緒に楽しいところに行くの」
高速道路は、朝から大渋滞。11日午前9時半の時点で、東名高速は37キロ、中央道は46キロの渋滞が発生しました。
■「全然動かない」予定にも遅刻
中央道で山梨県の山中湖を目指す成田さん親子。渋滞に巻き込まれながらも、5歳の娘・明未ちゃんが退屈しないよう、車内で「しりとり」をしています。
午前10時半ごろに、新宿の自宅を出発。昼の1時前にはキャンプ場に到着してテントを張り、午後4時には「ハンググライダー」を楽しむ予定でしたが、なかなか車は進みません。
明未ちゃん:「全然動かない。しょうがないから、もう空飛べないかもしれない」
到着が遅れれば、明未ちゃんが楽しみにしていた生まれて初めてのハンググライダーは、諦めなければなりません。
出発から4時間半、午後3時に、予定から2時間ほど遅れて、なんとか目的地のキャンプ場に到着しました。
四苦八苦しながら、早速テントを張ろうとしますが、なかなかうまくいきません…。
時間が来てしまったため、テントは未完成のまま、慌ててハンググライダー場に向かうことに。しかし、このタイミングで、まさかの突然の雨。果たして、明未ちゃん、空を飛ぶことはできるのでしょうか…。
運よく雨が弱まり、楽しみにしていた初めてのハンググライダーを満喫。明未ちゃんの顔にも笑顔が。
明未ちゃん:「(Q.明未ちゃん、どうだった?)楽しかった!」
渋滞の遅れから、ピリピリしていた家族に笑顔が戻りました。
明未ちゃんの父:「テント張るのも、雨だと張るのも大変だし、そもそもこれ(ハンググライダー)も、やれないかもしれないし。とりあえずやれて、(天気が)もってくれて良かったです」
家族3人、仲良く手をつないでキャンプ場に戻っていきました。
■“ピーク前出発”作戦「甘く見ちゃいけない」
一方、早めの出発で、渋滞のピークを外す作戦に出た人たちもいました。
会社員3年目、4人組の男性グループ。コロナ禍で旅行を控えていたため、一緒に旅するのは3年ぶりです。
渋滞を避けるため、午前6時に新宿を出発し、中央道で目的地の山梨県・西沢渓谷を目指します。
午前8時、予定では到着するはずの時間ですが…。
会社員:「結構、頑張ってきたけど、これ渋滞?甘く見ちゃいけないね、お盆渋滞」
それでも、午前9時には到着。
会社員:「プラス1時間ですよ…遠かったね!」「おお~渓谷やん。すげー」
渓谷では、川遊びを堪能しました。
長島海斗さん(26):「川遊びの後に、温泉でちょっとゆっくりして。日帰りなので、きょう帰ろうと思います」
■渋滞はイヤ 前日の夜出発…結果は?
早朝から始まるラッシュを避けるために、10日午後8時から動き始めた人もいました。
佐藤美保子さん(44):「今から出発します。(静岡県)富士川まで134.0キロ。到着予定時刻は21時58分です」
お盆休みにカップルで、3泊4日の静岡旅行を計画している佐藤さん。
帰省ラッシュの前日ということもあり、車はスイスイと走っていましたが…。
泉水一也さん(41):「今、20時30分です」
佐藤美保子さん:「渋滞始まってます。今、東名(高速)入ります」
すでに、渋滞は始まっていました。しかし…。
泉水一也さん:「今、20時47分、横浜町田過ぎた辺りで、道路が空き始めました」
佐藤美保子さん:「やったね!」
わずか17分で渋滞を抜けました。その後は、目立った混雑もなく進み、富士川サービスエリアに到着した時刻は…。
佐藤美保子さん:「ただ今、(午後)10時49分です」
予定より50分遅れましたが、後はごはんを食べて、寝るだけ。11日は朝から観光を楽しみました。作戦は、大成功です。
泉水一也さん:「早めに出発することで、渋滞を避けることができ、良かったと思います」
(「グッド!モーニング」2022年8月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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