日→米移送後に即仮保釈 犯罪者引き渡しに賛否の声(2024年1月18日)
日本で交通事故を起こし、禁錮3年の判決を受けていた米兵がアメリカに移送され、仮釈放されたことに賛否の声が上がっています。
服役途中に移送され、12日に仮釈放となったのはアメリカ海軍所属の男性受刑者。
米海軍所属 リッジ・アルコニス受刑者
「私が日本の司法制度によって公平に扱われたか、不公平に扱われたかを推測するのは気が引ける」
CNNの取材に対しそう答え、サポートした家族や関係者への感謝を語りました。
事故があったのは3年前の2021年5月。静岡県富士宮市で、男性受刑者が運転する車が道路脇の駐車場に突っ込み、2人が亡くなったのです。
裁判で男性受刑者側は、直前に富士山を訪れ、高山病にかかっていた、過失ではなく病気による事故だとして無罪を主張しましたが、判決は居眠り運転があったとして禁錮3年の実刑となり、服役となったのです。
これに対し、アメリカでは超党派議員が、不当な拘束だとして、バイデン大統領と岸田総理に身柄の引き渡しを求めていました。
そんななかでの移送と仮釈放。アメリカではグッドニュースとして報じられ、上院議員の一人は「日本は家族とアメリカに謝罪すべきだ」と主張しています。
林官房長官
「他国議員の個別の発言についてのお答えは差し控えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても(引き渡しは)法に基づいて、適切に対応されているものと承知をしております」
Xへの投稿
「法に基づくものならきちんと説明して」
「仮釈放は妥当だとしてもアメリカの動きは納得できない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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