“感染者6倍”マスク無し会議を筑波大が試算 「場面応じマスク着用の判断を」(2023年3月10日)

“感染者6倍”マスク無し会議を筑波大が試算 「場面応じマスク着用の判断を」(2023年3月10日)

“感染者6倍”マスク無し会議を筑波大が試算 「場面応じマスク着用の判断を」(2023年3月10日)

 来週13日からマスクの着用が個人の判断となりますが、会社内でマスクをせずに会議をした場合、着けた場合と比べて感染者がおよそ6倍増えると筑波大学の倉橋教授が試算しました。

 倉橋節也教授は、大手IT企業の社員の行動データから、マスクを着けた場合と着けなかった場合の感染の広がりをAI(人工知能)で解析しました。

 1つのフロアで15分以上の会議や立ち話は一日に209回あり、およそ200人が参加していました。

 筑波大学・倉橋節也教授:「赤い人が感染した人になる。この人がこれから会議に参加していく。会議終わったが、緑の人は感染してしまった人」

 マスクを着けなかった場合、感染者が1人いると一日で平均3.3人が感染し、最大では17人まで広がります。

 マスクを着けた場合では、感染はおよそ6分の1に抑えられるとしています。

 筑波大学・倉橋節也教授:「近くで会話をする時は、まだもう少し、マスクの力が必要なのかなと。自分の席に戻って静かに仕事をする時は無理してマスクをする必要はない」

 フロアを移動して会議に参加するとさらにリスクが上がるため、倉橋教授は「場面に応じてマスク着用の判断をしてほしい」としています。
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