【8月11日(木)】山の日は天気の急変に注意 お盆期間に台風接近？【近畿地方】
８月１１日（木）の『山の日』は天気の急変に注意が必要です。近畿地方は引き続き太平洋高気圧の圏内ですが、東北付近に伸びる前線へ向かう暖かく湿った空気の通り道となります。各地で非常に不快な蒸し暑さとなり、大気の状態も不安定となる見込みです。
日中は晴れ間はありますが、北部や南部では、前日よりも雲が広がりやすいでしょう。昼過ぎからは山沿いの地域で急な雷雨となるおそれがあります。山や川のレジャーの際は、天気の急変にくれぐれも注意してください。モクモクした雲が広がる、近づく雷が聞こえる、などの現象に気が付いたら、急な雷雨に備えて川や崖から離れるようにしましょう。
各地で猛烈な暑さにもなりそうです。最高気温は京都・奈良で３７℃、大阪で３６℃の予想です。熱中症警戒アラートが大阪府や京都府など多くの府県に発表されています。屋内で過ごす際もこまめに水分補給をして、体調に変化がないか、家族の皆さんで確認しあってください。
この先１週間は晴れて暑さの厳しい日が多い見込みです。ただし、今後お盆期間の天気予報が大きく変わる可能性があります。現在、日本の南海上には熱帯低気圧があり、今後２４時間以内に台風へと発達する見込みです。すぐ南の海上で発生する分、あっという間に本州に接近してしまいます。台風が予報円の一番西側を進んだ場合、１２日（金）から１３日（土）にかけて近畿にかなり接近、上陸するような可能性も否定できません。お盆の帰省ラッシュに影響が出るおそれがあります。山の日は天気の急変と熱中症、そして最新の台風情報に注意しながらお過ごしください。
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