「非常に簡単に空を飛ぶことができる」パイロットが操縦『空飛ぶクルマ』が屋外を飛行（2023年3月14日）
「空飛ぶクルマ」が大阪城公園で飛びました。
３月１４日、雲ひとつない空のもと、大阪城をバックに飛び立つ空飛ぶクルマ。２０２５年の大阪・関西万博にあわせて運航が検討されているアメリカ「リフトエアクラフト」社製の機種「ヘクサ」です。これまでは遠隔での操作で実験が行われてきましたが、１４日、日本で初めてパイロットが自ら操縦して屋外を飛行し、その瞬間を大勢の観客が見守りました。
（記者リポート）
「こちらが公開された空飛ぶクルマ。高さは２．６ｍと、他のものと比べて少し小ぶりなサイズです」
１８個のプロペラが回転し、高度８ｍまで上昇。この機体の最高時速は約１００ｋｍです。
（ＧＭＯインターネットグループ 熊谷正寿代表※パイロット）
「非常に簡単に空を飛ぶことができます。極めて安定していて、車に乗っているのとあんまり変わらないです。空飛ぶクルマです」
１回のフライトで飛べる距離が１０ｋｍと短いことから、万博では、操縦資格を持った人が乗って遊覧飛行をすることなどが検討されているということです。
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