枕木から煙…レールの熱さで“低温着火” 「猛暑で日頃考えられない現象が…」(2022年8月9日)

枕木から煙…レールの熱さで“低温着火” 「猛暑で日頃考えられない現象が…」(2022年8月9日)

枕木から煙…レールの熱さで“低温着火” 「猛暑で日頃考えられない現象が…」(2022年8月9日)

 暑さが原因とみられる火災も起きています。路面電車の枕木から煙が上がって消防隊が出動する事態となりました。

 熊本市内では警察や消防が出動、物々しい雰囲気です。

 熊本市内の路面電車、枕木から煙が上がっています。レールが熱くなり、「低温着火」した可能性があるそうです。

 熊本市消防局西消防署・堤成裕警防課長:「この猛暑だから、日頃考えられない現象が起きた」

 夏の太平洋高気圧に覆われて全国各地、気温が上昇しました。猛暑日となったのは、9日午後4時時点で173地点です。

 東京都心は気温35.7℃となり、今年14日目の猛暑日。統計開始以来、最多となりました。熱中症とみられる搬送者数は午後3時の時点で23人となり、危険な暑さに警戒が必要です。

 熱中症に警戒が必要なのは人間だけではありません。

 埼玉県こども動物自然公園では、ポニーの健康管理のため9日から猛暑日の午後は乗馬体験を中止としました。

 暑さと戦わなければいけない現場もあります。

 お中元やお盆に向けて人気のバウムクーヘン。そのバウムクーヘンの間に豪快にフルーツを挟んだ「バウムサンド」も人気です。 ただ、現場は危険な暑さです。

 村田屋・村田尚斗店長:「40℃は超えているかなと思っています。逆に怖いので測ったことない」

 バウムクーヘンを焼くオーブン、パティシエは赤く染まり汗が流れ落ちています。

 村田屋・村田尚斗店長:「離れないで、なるべくここにいるようにはしている」

 何度も生地を重ね、焼き加減を見守り続けなければいけません。日々のこととはいえ、頭が痛くなったりすることも多々あるそうです。

 それもそのはず、炉の温度は…。

 村田屋・村田尚斗店長:「炉の中の温度、今333℃。なかなか焼き菓子だと300℃超えることない」

 店がある川口周辺は9日、6日ぶりの猛暑日となりました。エアコンも焼け石に水です。

 村田屋・村田尚斗店長:「冷房を2台設置している。設定温度は一番低く16℃。あまり利いていないかなと」

 お盆とお中元の書き入れ時を迎え、普段の倍の数を焼き上げます。

 村田屋・村田尚斗店長:「熱って書いて、熱いというのがぴったりかなと感じます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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