「妻に生き地獄を」…義理の母殺害で起訴の26歳男に懲役17年の判決 水戸地裁(2022年8月4日)
今年1月、茨城県笠間市で義理の母を殺害した罪に問われている男の裁判で、水戸地裁は「動機は極めて自己中心的な発想に基づく身勝手なものというほかない」として懲役17年の判決を言い渡しました。
児玉大地被告(26)は今年1月、笠間市に住む義理の母の小谷朋子さん(当時57)を包丁で何度も突き刺すなどして殺害した罪などに問われています。
今月4日の判決で水戸地裁は、児玉被告の度重なる暴力で妻は離婚を決意し実家に戻っていたが、その実家を訪れ、妻の両親に対し妻に会わせてほしいと懇願したものの、聞き入れてもらえなかったことから「妻の大切な母親である被害者を殺害することで妻に生き地獄を味わわせてやろうなどと考え、殺害行為に及んだ」と指摘しました。
そのうえで「こうした動機は極めて自己中心的な発想に基づく身勝手なものというほかない」。さらに、「凶器となる包丁を予備のものを含めて2本購入したうえで、殺害行為に及んでいる」と計画性が相当程度認められるとして検察側の求刑18年に対し、懲役17年の判決を言い渡しました。
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