OPEC+微増で合意 バイデン大統領の訪問空振り(2022年8月3日)

OPEC+微増で合意 バイデン大統領の訪問空振り(2022年8月3日)

OPEC+微増で合意 バイデン大統領の訪問空振り(2022年8月3日)

 OPEC(石油輸出国機構)などの産油国が会合を開き、来月の原油生産量について微増にとどめることを決定しました。

 OPEC諸国にロシアなどを加えた産油国は3日、オンライン形式の閣僚級会合を開き、来月の原油の増産量を一日あたり10万バレルにすることで合意しました。

 前回の会合では、65万バレルの増産を決めていました。

 世界的に景気後退の懸念が強まっていて、原油の需要が減る恐れがあるとの判断があったとみられます。

 先月、アメリカのバイデン大統領が自ら主要産油国であるサウジアラビアを訪問し、原油増産を要請していましたが、目立った結果にはつながりませんでした。

 OPEC加盟国の多くで生産能力の限界に近付いているとみられ、実際の生産量で目標を下回る国も相次いでいます。
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