市議の“納品書偽造”など問題を受け…市民オンブズマンが申し入れ 市議は辞職せず（2022年8月3日）
兵庫県尼崎市の市議会議員による政務活動費の不適切処理問題。市民オンブズマンが市議会などに対して再発防止を申し入れました。
日本維新の会に所属していた尼崎市議の光本圭佑市議（４３）は、政務活動費で購入したパソコンの納品書を偽造し、当時所属していた会派の口座から現金６００万円あまりを無断で引き出していたことなどが会派の調査で明らかになっています。
市民オンブズマンは８月３日、市長や市議会に対して政務活動費を後払いに変更することやチェック機能を強化するよう求める申し入れ書を提出しました。
（市民オンブズ尼崎 丸尾牧さん）
「（現状は）足し算引き算が合っているのかということだけしか監査員は見ていません。それを超えて、偽造納品書が出ていないかとか、支出は基準に沿って妥当なのかどうかということでのチェックは必要不可欠だと思います」
光本市議は現時点で辞職しておらず、市議会事務局は刑事告発も検討しています。
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