岸田総理 日本の総理で初のNPT会議出席へ(2022年8月1日)
岸田総理大臣はNPT=核拡散防止条約の再検討会議に出席するため、ニューヨークに向けて出発しました。日本の総理大臣として初めて一般討論演説に臨みます。
岸田総理は、被爆地・広島出身の総理大臣として自身が掲げる「核兵器のない世界」という理想に向け、現実的な取り組みを示したい考えです。
岸田総理大臣:「核軍縮を巡る国際社会の分断、またロシアによるこの核兵器による威嚇、こういった厳しい状況にあるからこそ会議を通じて、核兵器のない世界に向けた機運をぜひ反転させて、そして再び盛り上げていく。こうした機会にしたい」
演説では核保有国に対し、核兵器の削減や不使用の継続などを訴える見通しです。
また、中国を念頭に「核戦略の透明性」を確保するよう呼び掛ける方針です。
さらに、広島と長崎に世界の若者を招き、戦争被爆への理解を深めてもらうための基金の創設を打ち出します。
そのうえで、11月中に広島での開催を調整している各国の政治指導者らが核軍縮について話し合う「国際賢人会議」につなげていきたい考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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