ゼレンスキー大統領 ウクライナ東部ドネツク州の住民に避難命令へ(2022年7月31日)
ロシアが完全掌握を目指すウクライナ東部・ドネツク州について、ゼレンスキー大統領は住民に退去を呼び掛けるとともに避難を命じる措置を政府が進めていると発表しました。
ゼレンスキー大統領は30日、「激戦地のドネツク州にいまだ何十万人もの人々がとどまっている。彼らは避難する必要がある」として、住民に避難を命じる考えを示しました。
ベレシュチュク副首相は「ガスの供給インフラが繰り返し破壊され、冬が来る前に退去する必要がある」としています。
政府は、29日にドネツク州の住民を避難させるための対策本部を設置しています。
ロシアによる侵攻の影響で滞っているウクライナ産穀物の輸出について、輸送を担う貨物船の船長は29日「作業が順調に進めば31日にも出港する予定だ」と述べました。
貨物船は、1万2000トンの穀物を積んでトルコに向かうということです。
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