円相場、一時2円値上がり1ドル＝132円台 1カ月半ぶり円高水準(2022年7月29日)
29日の東京外国為替市場の円相場は一時、28日より2円以上、値上がりして1ドル＝132円台を付け、約1カ月半ぶりの円高水準となりました。
東京外国為替市場では、28日に発表されたアメリカのGDP（国内総生産）の伸び率が2期連続でマイナスとなったことから景気後退への懸念が強まりました。
このためドルを売って円を買う動きが加速し、28日夕方の135円台から一気に2円以上、値上がりして一時、1ドル＝132円台を付けました。
先月中旬以来、約1カ月半ぶりの円高ドル安水準です。
市場では「今後のアメリカの利上げの見通しが後退していることもドル売りに拍車を掛けている」とみています。
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