行動制限は?コロナ禍の夏休み 空港に早くも帰省客 旅を強行?去年と違うお金の事情(2022年7月28日)
行動制限がない東京では、すでに夏休みを迎え旅行に出ている人も多くいます。この夏、皆さんはどう過ごしますか。
青森に帰省する人:「キャンプに行こうかな」
名古屋に帰る人:「花火見に行きたい」
コロナ禍で迎える3度目の夏休み。
各地で夏のレジャーが本格化するなか、行動制限のない東京では、すでに動き出している人も。
空の玄関口では。
長崎に行く人:「無計画で長崎に友達と行こうと。すごくワクワクしています。今から」
福岡に帰省するという親子は。
福岡に帰省する人:「じいじ、ばあばに会いにいきます。(コロナに)気を付けながら夏休み満喫しようかな。うどんを食べたいっちゃろ?」「うん」
新宿のバスターミナル。深夜に旅立つ訳が。
長野に行く人:「(Q.今からどこへ)長野県。山登りに。3カ月前に決めて、まさかこんな波が来るとは思っていなかったので、すごく悩んだんですけど、1人なので気を付けながら行こうかなと」
やはり、聞こえてきたのは、感染者の急増を心配する声です。自治体では行動を制限する議論も進んでいます。
長野・富山に行く人:「山小屋が休業になったりして、山登りの計画が変わってしまうかもしれないことが今ちょっと心配。大学4年生、最後のチャンスかもしれないので少し悔しい」
すでに、帰省するのを諦めた人も。
帰省を諦めた人:「お盆に夫の実家の富山にいくはずだった。こんな状況なのでおとなしく過ごそうかなと。富山の人が歓迎してくれないかなと思って」
都内の旅行会社も嘆き節です。
飛鳥旅行・村山吉三郎社長:「このお客さんは伊豆大島に行く予定で、その後、北海道にも行くと言っていた。感染者数が一気に膨れ上がってきたということで予約が止まった状況になってます。問い合わせもなくなってしまった」
一方で、感染拡大のさなか、7月中旬に行われた意識調査では、今年の夏に旅行への意欲を見せている人は、コロナ前の2019年と比べて1割以上も伸びているという結果も。第7波の影響をほとんど受けていないともいえます。
沖縄に行く人:「マンスリーマンションを借りて、1カ月、沖縄で夏休みを過ごそうかなと」「コロナについては、沖縄であっても横浜・東京であってもあまり変わらない」「人が多そうな場所にはいかないように」
第7波でも旅行への意欲が高い理由について、専門家は。
航空・旅行アナリスト、鳥海高太朗氏:「感染拡大とともに大量キャンセルにはなってない。結果的に旅行を強行する」
3年ぶりに行動制限がほとんどない夏休み。旅行業界には、ある変化が。
航空・旅行アナリスト、鳥海高太朗氏:「今回はコロナが怖いことで(旅行を)キャンセルする場合、基本的にキャンセル料がとられる。結果的に旅行を強行。そのまま行く。3年ぶりの夏の思い出を作ると旅行に出掛ける人が多くいる」
実際、都内の旅行会社でも感染の拡大で新規の予約は止まったものの、キャンセルについては。
飛鳥旅行・村山吉三郎社長:「キャンセルは意外と少ない。キャンセル料も旅行が近くなると高くなってくる」
では、感染が拡大する状況のなか、どのようにして旅行を楽しめばいいのでしょうか。
航空・旅行アナリスト、鳥海高太朗氏:「密になりにくい場所ということでレンタカーを利用して観光地に出掛ける。人通りが多い場所を避けて旅行する人がこれまで以上に増えてくると思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く